海外調達は、製品の品質や価格競争力を向上させるうえで重要です。信頼性や品質、価格競争力などを比較検討する必要があります。ですから費用も時間もかかるものです。
当社ではそれらの比較検討を十分に実施して、精密部品を中心とした電子部品、医療機器、自動車部品、航空宇宙関連部品など様々な業種の部品や金型の海外調達をしています。
製品の仕様や要件を明確にし、必要な部品の種類や数量、品質基準などを明確にしていただければ、納期とお見積りの回答をさせていただきます。
海外調達は多くのメリットがありますが、同時にリスクや課題も存在しています。
わずらわしい作業は当社にお任せいただき、安心して海外調達品を使って「100年に1度の大変革期」を乗り越えていきましょう。
グローバルな貿易動向
世界銀行によると、世界貿易は2023年までに着実に成長しており、世界GDPの増加と連動しています。これに伴い、企業のグローバルサプライチェーンへの依存も高まっています。
アジア、アメリカ、ドイツ、などが主要な貿易国となっており、これらの国々との貿易は多くの企業にとって重要な海外調達源です。
2024年も主要国で輸出の増加が見られ、特に技術製品や電気自動車関連の輸出が顕著でした。しかし、2025年は世界経済成長率は2.7%と低水準で推移すると見込まれています。
ある意味海外調達はチャンスといえます。
日本の貿易動向
日本企業の海外調達動向は、地政学的リスクの高まりやサプライチェーンの再編成など、さまざまな要因によって変化しています。以下に主なポイントをまとめます。
中国からの調達の重要性とリスク分散の動き
ジェトロの調査によれば、部材の海外調達先として「中国」を最大の調達先とする企業は約5割に上ります。しかし、地政学的リスクの高まりにより、2割以上の企業が調達活動に影響を受けており、約6割の企業が調達先の分散・多元化を推進しています。
サプライチェーンの見直しと「脱中国」の傾向
国際協力銀行(JBIC)の報告では、製造・販売拠点や原材料の調達先に関して「脱中国」を進め、日本や他国を組み入れることでサプライチェーンの強化を図る動きが見られます。一方で、コスト削減や中国国内の需要対応のため、中国への依存を続ける企業も存在します。
海外調達比率の推移
経済産業省のデータによると、2008年の世界金融危機以降、海外からの調達シェアは上昇傾向にあり、特に中国を含むアジアからの調達が増加しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に減少しましたが、2021年度には回復し、海外からの調達比率が再び上昇しました。
地政学的リスクへの対応
地政学的リスクの高まりに伴い、多くの企業がサプライチェーンの強靭化に取り組んでいます。具体的には、調達先の多元化やリスク分散を進める動きが見られます。
総じて、日本企業は海外調達においての重要性を認識しつつ、地政学的リスクやサプライチェーンの脆弱性に対応するため、調達先の多元化やリスク分散を積極的に進めています。
株式会社MDのメリット
株式会社MDでは多くの海外サプライヤーとの協力関係にあり、信頼関係を築き上げてきました。特定の地域や国内のサプライヤーに依存せず、複数の地域や国から調達することで、リスクを分散することができます。
また、労働力や原材料のコストが比較的低い海外から調達することでコストを削減し、競争力を維持・向上させることができます。
わずらわしい労力やリスクを抱えずに、お客様の本業にしっかり打ち込むことができるサービスになります。
もちろん品質管理も株式会社MDが責任を持って行いますので、ぜひご活用ください。
インボイス、パッキングリスト、支払い条件なども当社でやっておりますので、依頼だけの簡単な海外調達です。
