株式会社MDでは、金属部品や製品に対する高品質な表面処理や熱処理サービスを提供しています。お客様のニーズに合わせて様々な表面処理&熱処理方法をご提案し、製品の耐久性や美観を向上させるお手伝いを致します。
製品の用途や要求される性能に応じて選択されます。金属加工、自動車産業、電子機器、建築材料など幅広い産業分野で利用されています。
表面処理
表面処理は、素材の表面に対して行われる加工や処理のことを指します。主な目的は、耐食性の向上、耐摩耗性の向上、美観の向上、機能性の向上などです。
黒染め
黒染染めは、アルカリ性の水溶液の中に金属を浸して化学変化を起こし、素材の表面に黒錆と呼ばれる四三酸化鉄の酸化皮膜を生成します。処理後はメッキにより黒くなりますので、黒染めしたように見えます。
ニッケルメッキ
ニッケルメッキは、金属の表面にニッケルをめっきするプロセスを指します。このプロセスは、金属製品の耐食性や装飾性を向上させるために広く利用されています。
無電解ニッケルメッキ
無電解ニッケルメッキは、電解メッキではなく化学メッキ法を用いてニッケルをメッキする方法を指します。通常の電解メッキとは異なるプロセスであり、特定の状況や目的に応じて使用されます。
亜鉛メッキ
亜鉛メッキは、金属の表面に亜鉛をめっきするプロセスを指します。このメッキは、金属の耐食性を向上させるために広く利用されています。
アルマイト
アルマイトは、アルミニウム表面に酸化皮膜を形成する処理技術の一つです。正式には「アルマイト処理」とも呼ばれますが、一般的には「アルマイト」と略されて呼ばれることが多いです。アルマイトは、アルミニウム製品の耐腐食性や耐摩耗性を向上させるために広く使用されています。
硬質クロムメッキ
硬質クロムメッキは、金属表面にクロムをめっきして硬度や耐摩耗性を向上させる表面処理技術の一つです。この技術は、金属製品の耐久性や外観を改善するために広く利用されています。
チタンコーティング
チタンコーティングは、金属表面にチタンを塗布する表面処理技術です。この技術は、金属製品の耐食性や耐摩耗性を向上させるために広く使用されています。
硬質アルマイト
硬質アルマイトは、アルミニウム表面に硬度や耐摩耗性を向上させるための特殊なアルマイト処理です。通常のアルマイト処理とは異なり、硬質アルマイトは高い表面硬度を持つアルマイト処理として知られています
ニッケルクロム
ニッケルクロムメッキは、金属の表面にニッケルとクロムをめっきする処理方法です。この技術は一般的に、金属製品の耐食性や耐摩耗性を向上させるために使用されます。ニッケルとクロムはそれぞれ独特の特性を持ち、その組み合わせにより金属製品に高い保護と美しい外観を与えることができます。
各種塗装
塗装は、物体や表面に塗料を塗ることを指します。塗料は、液体や粉末状の材料であり、一般的には特定の目的や要件に応じて選択されます。塗装の目的には、保護、装飾、防錆、防水などがあります。
熱処理
熱処理は、金属やその他の材料に対して行われる重要な工程の一つです。熱処理は材料の物性や機械的特性を改善し、製品の耐久性や性能を向上させるために行われます。
材料の種類や用途に応じて適切な温度と時間を調整することで、目的に合った性質を持たせることができます。
焼き入れ
焼入れは、鋼などの金属材料を加熱し、それから急冷して硬度を高める熱処理プロセスの一つです。焼入れは金属を硬くし、耐摩耗性や耐久性を向上させるために行われます。特に工具や刃物など、耐久性が重要な金属製品に焼入れが適用されます。
焼戻し
焼戻しは、金属の焼入れ後に行われる熱処理プロセスの一つです。焼入れでは金属を急冷することで硬度を高めますが、その際に内部応力が残ることがあります。焼戻しは、この内部応力を緩和させるために行われます。具体的には、焼入れ後に一定の温度で金属を保持することで行われます。
焼きならし
金属を一定の温度まで加熱後、空冷し組織を均一化、微細化する処理のことを指します。
焼きなまし
鋼を軟らかくするために熱を加え、一定時間保持した後徐冷する処理のこと。
固溶化熱処理
固溶化熱処理は、金属合金を加熱して溶解し、その後急冷して凝固させる熱処理プロセスの一つです。この処理は、金属合金中の溶解度が温度によって変化する性質を利用して、材料の組織や性質を調整します。
サブゼロ処理
サブゼロは摂氏0度(0℃)よりも低い温度を指します。主として焼入鋼中の残留オーステナイトをマルテンサイトに変態させ、例えば工具鋼では硬さの増加と性能向上に、またゲージや軸受などの精密機械部品では組織が安定化して寸法形状の経年変化を防止に使われます。
析出硬化処理
析出硬化処理は、金属合金の熱処理プロセスの一種であり、金属内部に微細な析出物を生成させることで硬度を向上させる方法です。特にアルミニウム合金や銅合金などの非鉄金属合金で広く使用されています。析出硬化処理は、金属材料の強度、硬さ、耐久性などの機械的特性を改善するために行われます。